① 三重津海軍所資料館
江戸時代末の佐賀藩主といえば、鍋島直正です。
鎖国が終わる直前、幕府の目を盗んで、反射炉を作りました。
伊豆韮山にある鉄を加工する幕府反射炉を作る際、佐賀藩の力を借りたほどです。
アヘン戦争が、各地に与えた影響の大きさを改めて感じました。
展示では、ドライドッグが出てきます。
完全に水を抜くことができ、蒸気軍艦底の銅板を張り替えた記録があります。
② 佐野常民資料館
海軍所資料館と一体になっています。
医者の養子となり、勉学に励み、パリ万博に参加します。
幕府、薩摩に埋もれがちですが、佐賀も単独で参加しています。
そこで、デュナンの国際赤十字に出会います。
西南戦争で、政府に敵兵の看護を願い出ませが却下されます。
しかし諦めずに、熊本城の政府のトップ有栖川宮に直訴し、即諾されます。
日本史上、最後の内戦で、日本赤十字社は生まれたようです。
③ ドライドッグ跡
江戸時代より船着場があったようです。