レキタビ情報局

歴史の旅(レキタビ)の紹介です。

愛知・犬山(23.8.16)

犬山城

電車で20分の犬山城へ行きました。
尾張」というフレーズが何度も出てきたため、途中で「お、ここ愛知県なんだ!」と気付きました。
愛知県の方、すいませ〜ん(笑)。

 

この犬山城は、木曽川のほとりにたたずむ城です。
築城は1537年。徳川家康の生まれる5年前のことです。
今残る天守閣は、おそらく江戸初期のものです。
戦国時代の説もありますが、織田信長安土城天守のはじめとすれば、その後になります。
ただ、現存する江戸初期の天守閣でも、最も古いことに変わりないそうです。

ちなみに江戸初期からあるものでいくつかは国宝に指定されています。
松本城松江城彦根城、姫路城、そして犬山城です。
松本城訪問から10年くらい経っていますが、ここにきて国宝の城、制覇となりました!
 
犬山城は、織田信長の叔父が築城しました。
江戸時代には、尾張藩の付家老(つけかろう)の成瀬氏が代々治めました。
付家老は、家康が幼い我が子の藩主のためにつけた特別な家老(執事のようなもの)です。
3.5万石の事実上の大名でもあります。

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②博物館

博物館には、長篠合戦の屏風がありました。
家康の近くに「植村庄右衛門」とあり、なぜだろうと考え込んでしまいました。
ネットで調べると、家康の側近とのことでした。
家康の名札は、400年の間に剥がれてしまったと思われます。
 

③犬山祭
犬山祭の展示が見事でした。
4月に2日間、集落ごとに山車(だし)を引きます。
その数週間前から、20歳くらいの青年部が、幼児〜小学生に小太鼓を教えます。
祭り当日には、3歳児がお披露目され「よろしくお願いします」と集落の代表が皆に言います。
元来日本は、地域や異校種・異学年交流が自然にできていたんだなと思うと、胸が熱くなりました。
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