レキタビ情報局

歴史の旅(レキタビ)の紹介です。

佐賀・唐津(2021.1.3〜4) 九州縦断1・2日目

① 唐津城

 

6回も殿様の入れ替わった、九州の譜代大名の城です。

江戸時代初期に寺沢氏が築城した平山城です。

目の前に大海原が広がり、平和になりつつある時代の築城を感じました。

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② 旧唐津銀行・辰野金吾資料館

 

辰野金吾の設計した銀行跡です。

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③ 洋学校跡

 

明治のはじめ、高橋是清が17歳の時、英語教師をしていました。

ここで学んだのが、東京駅舎や日本銀行を建築した辰野金吾です。

現在、早稲田中高のあるところが学校跡。

少し歩いたところに、寮の跡があります。

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夕食 龍虎軒

特製ラーメン。久留米系ラーメンの老舗。

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1月4日

① 菜畑遺跡

 

1956年、道路建築の際の発掘で、炭化米(たんかまい、黒い米)が発見されました。

2500年前の縄文晩期の地層から発見されたため、福岡市の板付遺跡とともに、日本の稲作発祥の地といわれます。

なお、炭化米の発見現場は、末盧館の門の目の前4cmほどの道路の下とのことでした。

国指定遺跡のため、現在は掘れないそうです。

掘れば色々出てきそうです。

 

② 末盧館

 

唐津は、魏志倭人伝に登場する末盧国(まつろこく)の推定地です。

壱与国と奴国の間のため、ほぼ間違いないでしょう。

 

 

 

③ 桜馬場(さくらのばば)遺跡

 

末盧国の王墓と言われています。

1944年、防空壕を掘った時発見されました。

甕棺の中から銅鏡などの高価な副葬品が出たことから、王墓と言われています。

今は住宅街です。Google Earthのマップに載っています。