① 宗像大社
3つの宮からなります。
沖津宮、中津宮は日本海に浮かぶ島にあり、前者は神職以外は立入禁止、後者はフェリーで行けます。
また、沖津宮を遠くから眺める島もあります。
今回訪問したのは、辺津宮(へつのみや)です。
まず本殿。周囲を末寺の社が守るように取り囲み、不思議な光景でした。
裏側に二宮、三宮とあります。
ここにお参りすることで、全ての宗像大社にお参りしたものと同じご利益があるそうです。
なんともありがたいことです。
さらに、祭礼場に行きました。
② 海の道
宗像大社について、とても詳しく展示してありました。
ガイドの方に詳しい映像を見せてもらいましたが、「ペルシアのガラス片」が出土していると知り、これは見なければと思い宝物館に行くことにしました。
③ 神宝館(宝物館)
入場料800円しますが、国宝6万点は見る価値があります。
沖津宮の付近に散乱していたものを展示しています。
中でもササン朝ペルシアのガラス片は、大和朝廷の頃から西国との交易の末端にあったことを物語ってくれます。
ただ、2片(少し前にくっつけて1片)しか見つかっていないため、少々不安です。
ガイドさんによると、成分分析からペルシアで作られたことは間違いないそうです。
なお、正倉院には類似のものが良い状態で残っています。
また、機織り機も印象的でした。
組み立て展示しているそうです。
これも完成品は伊勢神宮くらいにしかないそうです。
他にも、古墳に眠る神具(くがたま、勾玉など)、馬具、鏡なども多く見つかっています。
最近古墳巡りが多かったため、ずば抜けてすごいことがわかりました。