レキタビ情報局

歴史の旅(レキタビ)の紹介です。

愛媛・愛南(22.11.28)

紫電改展示館
紫電改(しでんかい)とは、1943年12月31日に完成した、零戦に代わる日本軍の新型戦闘機です。
腕利のパイロットが操縦し、日本の領海に現れていたB24などの爆撃機を次々と撃ち落としました。
終戦後、アメリカ軍により接収されたものも含めて、焼却処分されました。
なお、現在アメリカに3機あります。スミソニアン宇宙航空博物館で一度見たはずです。
国内で見られるのは、この愛南町のみです。。
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ところが終戦から34年後。
漁師が海底21mに眠る紫電改を発見しました。
藻が付いていましたが、引き揚げてみると形はそのままでした。
この近海で撃墜させられた紫電改は6機あり、遺体や遺物がなかったことから、操縦士が誰だったのかは不明です。

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引き揚げられた時、操縦席に花が添えられ、遺族の方が涙したそうです。

また「紫のマフラー」の話が印象的でした。
食堂の女将さんが、出撃兵の好きな言葉を女学生に縫ってもらい、渡したそうです。
紫電改に合わせて紫にしたそうです。
38枚中現存するのは3枚のみで、そのうち1枚が展示してありました。
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②展望タワー
数年前に耐震上問題があるとして閉館しました。
さらに前には、ロープウェイもあったそうです。

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③動物園
数年前、鳥インフルエンザの恐れから閉園しました。
この辺り、見るところは紫電改と展望台しかありません。
 
④展望台
紫電改は、この内海から引き揚げられました。

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⑤観音寺
お遍路さんの寺です。
訪問時に数名いましたが、どの組みもお遍路さんスタイルでした。

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昼食は、鯛めし定食。

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夕食は、タイのお頭やアラ汁など。

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