① 隼人の塚
平安時代、隼人(はやと)の反乱で戦死した霊がたたりをなしたため、政府によって建立されたとされています。
② 縄文ミュージアム(京セラホテル内)
まず、隼人にある京セラホテルの展示室で予習しました。
(Appleマップで案内されたバス乗り場が間違っていたから予定のバスに乗れなかった…。そんなはずはありません(汗))
全国各地の縄文遺跡の紹介では、新潟県・糸魚川市の長者之森遺跡がありました。
日本で唯一のひすいの産地のようです。
2年前に近くに住む生徒に聞いた時は「河原で拾えるよ」と言っていました。
行っておけばよかったです。
そして、全長100mくらいの1万年前からの等間隔の年表。
中華文明の頃、上野原遺跡が全盛期です。偉大です。
③ 上野原縄文の森
噴火により、何度か集落がなくなったり、もう一度作られたりを1万年間繰り返してきたようでした。
7500年前の燻製を作ったであろう穴の跡が見つかっています。
火山の黄色い軽石により年代が特定できるようです。
他にも、壺型の縄文土器はインパクトがありました。
壺というと、弥生時代に稲作と一緒に伝わってきたと思いがちですが、実は南九州のみ縄文時代の早い時期に作られていたそうです。
用途が気になりました。
2時間展示を見たあと、1.5時間かけて歴史公園内を歩きました。
体験などはしなかったため、ゆっくり回れました。
④ 大隅国国分寺跡
帰りのバスを下車して、国分寺跡へ。
国分寺とは、奈良時代に聖武天皇により造られた、一国に一つ存在する寺です。
これまで訪れた国分寺で現在も健在だったのは周防国のみでした。
しかし案内板によると、明治時代の廃仏毀釈までは当地に存在していたようです。
檀家さんはいたのか、いたならどうなっていたのか。疑問が膨らみました。
(ちなみに奈良県の飛鳥寺は檀家さんがいません。墓地もありません)
南九州、縄文、古墳となかなか面白いです!