レキタビ情報局

歴史の旅(レキタビ)の紹介です。

熊本2(2021.3.26)

① 熊本城(地震後)

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熊本大地震から今年で5年。

2008年8月に来た時とずいぶん変わっていました。

あの時は「本丸復元記念」で、ヒノキの香り漂う本丸御殿を熊本のスタッフが「どうだ!」と言わんばかりに解説をしていましたが、今日は本丸の姿は見れず、親子天守宇土櫓を加藤神社から眺めるくらいでした。

 

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宇土櫓。西南の役で戦火を免れました。

 

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戌亥櫓(いぬいやぐら)。

石垣が崩壊しています。

おかげで、石垣の中の構造を生で見られます。

開けてはいけない歴史の扉を開けてしまった感じがします。

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戦国時代に落城すると、こんな感じかと思ってしまいます。

でも時代が違います。

加藤清正築城なので、桃山様式になります。

秀吉の金の茶室なんて、戦争を考えたらあり得ません。

でも桃山様式の城は江戸時代を生き続け、熊本落城は明治の西南の役のときになります。

その時すら、天守閣が燃えることはあっても、石垣が崩れることはありませんでした。

 

② 熊本博物館

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熊本市の歴史と自然の展示です。

加藤清正は白川の流れを変えて熊本を洪水から救ったことから、次の細川時代になっても尊敬されていました。

また、熊本に熊はいないこともわかりました。昔はいたそうです。

そもそも「隈本」を清正が「熊本」にしたそうで、お城の場所も違ったそうです。